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ベトナム

北部:伝統信仰「マウタムフー(母三府)」、ユネスコ世界無形文化遺産に登録

【ベトナム】2016年12月09日 16:18 APEX配信

2016年12月1日に、ベトナムに伝わる伝統信仰「マウタムフー(Mau Tam Phu=母三府、Beliefs in the Mother Goddesses of Three Realms)」の儀礼がユネスコ無形文化遺産に登録されました。この「マウタムフー」は、オペラハウスからホアンキエム湖に伸びるチャンティエン通りの「ヴィエットシアター(http://viettheatre.com/)」や、統一公園脇にある「チェオ劇場( http://cheohanoi.vn/#)」でその舞をご覧頂くことができます。公演は、週2回ほどです。ハノイのツアーに組み入れてみてはいかがでしょうか。

<マウタムフーについて> ベトジョー(http://www.viet-jo.com/)より抜粋
 マウタムフーは16世紀に形成された空(天)・川の水・森と山の3人の聖母を崇拝する伝統信仰で、全国各地の土着宗教や仏教を始めとする外来の宗教と融合しながら、儀礼などを通して広く伝承されてきた。なかでも北部の紅河デルタ地方ナムディン省には400近く寺院があり信仰の中心地とされている。また、マウタムフーはベトナムで大多数を占めるキン族だけでなく、ムオン族やタイ族を始めとする少数民族にも崇拝されている。マウタムフーは祈祷師の衣装や音楽、歌、舞、儀礼で行われる憑依などが、ベトナム人の文化が昔のまま現代に残る「生きた博物館」と称されている。ユネスコによると、マウタムフーはその信仰が民族や宗教を超えてベトナム全土に広がったことで多様性やオリジナリティが生まれ、人々の生活で大きな役割を担ってきた点が評価されたという。また、1990年代には伝承者たちやコミュニティの自主的な寄付による儀礼の維持や、政府による礼祭の保護管理に関する政策が実施されたこともこの度の登録に繋がったとされている。

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